オウンドメディアなどのメディアに必要な機能にはさまざまなものがありますが、その中でもページネーション(ページ送り)は欠かせない機能の一つです。ユーザーの利便性を高めるだけでなく、SEO(内部対策)を考える上でも大切です。
さて、WordPressにもページネーション機能は備わっているのですが、より使いやすくするためにはカスタマイズをしたいところ。PHPやHTML/CSSなどのコーディングをしてもいいのですが、ビギナーには敷居が高いですし、プラグインを使えば簡単にページネーションがカスタマイズできるのでおすすめです。
本稿では、ページネーションを生成したりカスタマイズのできるプラグインについてまとめてあります。WordPressを利用しているのであれば、知っておいて損はないですよ。ぜひ参考にしていただければと思います。
ページネーションとは?
ページネーションとは、ブログなどのサイトに設置されるページ送り機能のことを言います。記事ページや記事一覧ページの下部に設置されていることが一般的ですね。ページネーションにもさまざまな種類があるのですが、「前へ」「後へ」といった前後のページに移動するものや、ページ数が並べられているものなどがあります。
ページネーションを設置することには、大きく分けて2つのメリットがあります。一つはユーザビリティの向上、もう一つはSEO対策です。WordPressではデフォルトでページネーションが表示されるようになっているのですが、デザインに自由度もないので、これからご紹介するプラグインを使ってページネーションを設置することをおすすめします。
WordPressでページ送りを生成するプラグイン3選
WP-PageNavi
WordPressでページネーションを使う時に、おそらく最もよく使われているのがWP-PageNaviでしょう。専用のコードをペーストするだけで、ページネーションを実装することができます。ページネーションのカスタマイズも可能で、ページネーションのリンク文言や表示するページ数、簡単なデザイン変更もできます。より思い通りのデザインにしたい場合は、WP PageNavi Styleを併用することをおすすめします。
WP-Paginate
WP-PageNaviと同じく、WP-Paginateもページネーションを生成するためのプラグインです。他のプラグインと同じく、使い方はとても簡単です。ページネーションを生成したい箇所に専用のコードを貼りつけるだけ。ページネーションのカスタマイズも可能で、カスタムCSSを利用することも可能です。WP-PageNaviほどではありませんが、広く使われているプラグインで、アップデートも頻繁になされています。
WP Page Numbers
その名の通り、ページネーションにページ番号を追加してくれるプラグインです。「前へ」と「後へ」の2つのリンクだけだと、1ページごとの移動しかできないので不便です。WP Page Numbersは機能は多くはありませんが、コードを貼りつけるだけでページネーションが生成できて便利です。
あとがき
WordPressでページネーションを生成するためのプラグインについてまとめました。記事で取り上げた3つの中では、一つ目のWP-PageNaviが最もよく使われています。更新もしっかりされていますし、情報も多く出回っています。まずはWP-PageNaviを採り入れてみて、機能や使い勝手に不満があれば他のプラグインを検討してみるといいでしょう。