制作中のサイトや会員制のサイトなど、特定の人にだけ見せたい場合があると思います。
私もWeb屋としての仕事もやっておりますので、クライアントに制作中のテストサイトを見てもらう場合は、アクセス制限をかけます。
そんな時に有効なのが、「Basic認証」。
Basic認証とは、HTTPで定義される認証方式の一つで、アクセス制限されたページにアクセスしようとすると、ユーザ名とパスワードの入力を求められます。
サーバでアクセスを許可しているユーザに一致すれば、ページを閲覧することができます。
ということで、今回はWordPresssサイトに簡単にBasic認証をかける方法をご紹介します。
【1】「WP BASIC Auth」
WP BASIC Authは、WordpresssサイトにBasic認証をかけることができるプラグインです。
使い方は簡単で、プラグインをインストールし、有効化するだけOK。
サイトを表示すると、Basic認証の認証画面が表示されます。
ユーザー名とパスワードは、Wordpressの管理画面にログインする時のIDとパスワードになります。
【2】「WP Htaccess Editor」
WP Htaccess Editorは、WordPressの管理画面から.htaccessを編集できるプラグインです。
こちらを利用すれば、ベーシック認証だけでなく、リダイレクトやドメイン・IPによるアクセス制限なども管理画面から行うことができます。
.htaccessの記述を間違うと、エラーがでて編集できなくなってしまうので、あらかじめバックアップをとっておきましょう。
左のメニューの[Htaccess]から[Backup ]から設定することができます。
Basic認証の記述は、「.htaccess Editor」を使うと便利!
.htaccess Editorは、ベーシック認証からリダイレクトの設定まで、WEB上で簡単に.htaccessを作成できる便利なサイトです。
ベーシック認証では「ユーザー名」と「パスワード」、「.htpasswdファイルまでのフルパス」を入力するだけで、.htaccess と.htpasswdのソースコードを作成できます。
あとは、出力されたテキストをコピーして.htaccessファイルにペーストするだけです。
.htaccessの知識がない人でも簡単に作れますので、便利だと思いますよ。